アルゴザ(Algoza) / TAGARAM.BHEEL製作 【Eb】

KALGZ-003
ラジャスタン地方のダブルフルート
 

商品のご説明





インド西部ラジャスタン州に生活する砂漠の楽師が使用するダブルフルートです。一本はドローン管、もう一本でメロディを奏でます。
2本一緒にくわえて環呼吸で演奏され、その音色は砂漠を思い起こさせる艶のある音色・旋律です。

・土産物では無く、調律された楽器として使用できる笛です。
(A=440hzで測りますと、Eb-30〜-40)
・現地で有名な楽器職人であり演奏家のタガラム氏による手工品。
・ドローン管の歌口、調律孔は蜜ろうでチューニングの微調整が可能。(詳細は下記)
・低音はゆったりと深く、高音は鋭く伸びやかに鳴ります。

●サイズ:メロディ管 全長41cm
     ドローン管 全長61cm
●キー:Eb ※キーは吹き口から数えて3つ、孔をふさいだときの音で表記されています。
●重さ:メロディ管60g ドローン管97g
●製作:TAGARAM.BHEEL(インド ラジャスタン州)

長い方がドローン管、短いもう一本がメロディ管です。

メロディ管(短い方)の指孔は吹き口から数えて6孔、管尻から数えて3つの孔は調律孔になります。

ドローン管(長い方)に空いている5つの孔、一番小さな孔の上に蜜蝋が付いています。(写真参考)
気温や湿度によって音の鳴りが少々変化する為、メロディ管でキーとなる音を鳴らしながらドローン管のハーモニー、バランスを整えます。一番小さな孔を蜜蝋で少し塞ぐ、1/2塞ぐなどして調整してください。
ドローン管の頭部、「窓(エッジ)」と呼ばれる部分周辺にも蜜蝋を付けます。
2本くわえて演奏するので、音が裏返りやすく呼気の調整が難しいなどの理由で、窓(エッジ)部分に蜜蝋をかぶせる場合がございます。
窓の部分に親指をあて、ツメのカーブを利用して少しかぶさるように形をつくります。商品到着時を参考にして下さい。

蜜蝋は時間が経つと硬くなります。状態によってさまざまですが、取り外しドライヤーなどで温めながら練ると元に戻ります。

この楽器は少々の「慣れ」が必要です。ドローン管は繊細で、たまに息が詰まり、音が鳴らない時がありますが優しくゆっくり吹きなおしてみて下さい。
蜜蝋を無くさない為に楽器に付けておくなど可愛らしい部分はありつつ、しっかり雰囲気のある音色の笛です。
少しづつ楽器を理解していただくと、音として楽器が答えてくれると思います。
どうぞお楽しみください。


●アルゴザ演奏参考動画(※動画はイメージです。実際の商品・キーは異なりますのでご注意ください。)




こちらの楽器製作者タガラム氏による演奏



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