聖音オウム線刻石笛(蛇紋岩製・指孔付き・円柱状孔・ペンダント仕様) [23I0801]

KZ-23I0801
 

商品のご説明

聖音オウムを線刻した蛇紋岩製のペンダント仕様の石笛です。半艶研磨ですのでお値段控えめ!

蛇紋岩は糸魚川の縄文人が石斧をつくっていた石材です。また蓄熱性がたかく熱でも割れにくいために懐炉や温熱療法につかう温石(おんじゃく)として使われてきた歴史もあり、加賀の前田公が参勤交代で糸魚川宿に投宿した際に腹痛となり、名産の温石を試して快癒して感激、将軍家に献上と文献にあります。

音質の特徴
しっとりと憂愁を帯びた落ち着いた高音域〜中音域が特長的で、指孔解放で超高音域となり払い浄め的な音色に変化する。
インインとした倍音が心地よい。
ウグイスのような可愛らしい音色ですので、小鳥と交信して遊べます。
吹き方を一定に保ち、指孔の開閉を微調整するだけで音階のようなものが作れますので、能管っぽい演奏が愉しめます。

参考基本キー;A6
参考音域;B5〜E7(1オクターブ半弱)
石質;非常に緻密
透光性;ない
色合;漆黒に銀色がかった針状結晶が浮かぶ
革紐:蝋引きコットン組紐サービス

孔寸法;φ11×深さ22mm

ぬなかわヒスイ工房の石笛は、吹き孔・紐孔・指孔の全てが研磨されています。量産品では真似できない研磨と微妙な曲線と研磨をお愉しみいただけます。
異形の石笛ですが1オクターブ半もの広い音域と、抜群の操作性、石笛自体が共鳴した芳醇な倍音を持ちます。
ちなみに笄とは結髪を整える器具ですが、出土品は中央に二個の小穴があいた上下がシンメトリックな形状ですので、小穴に紐を通して回転させることで風切り音を出す松風独楽(ブンブン独楽ともいいます)の方が近いようにも見えます。

アクセサリーやお守りとして持ち歩ける大珠風のペンダントタイプですが、1オクターブを超える全音域でも鈴を転がすような倍音が響きます。ライブ用石笛としても最適。

ぬなかわヒスイ工房の石笛は、プロ演奏家からのご注文も多いのですが、「息が吹き込みやすい形状・ビビリ音の排除・音域が広い」というプロからのご要望は、すなわち初心者でも吹き易い石笛という考えを基本にしていますので、どなたにもお勧めできます。


商品詳細
寸法;縦×幅×厚み(mm) 37×37×23
材質; 糸魚川産蛇紋岩


丁寧な仕事で細部までこだわりを感じる安心の【ぬなかわヒスイ工房】の石笛です。
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