商品のご説明

「スーホーの白い馬」の物語でよく知られているモンゴルを代表する擦弦楽器、馬頭琴。
モンゴル語では「モリンホール(馬の楽器)」と呼ばれ親しまれています。
遊牧の民の暮らしの中で育まれてきた馬頭琴の音色は、モンゴルの雄大な草原を包み込むような温もりと、自由に駆け回る馬のような力強さを感じさせます。
その音色は「草原のチェロ」とも形容され、近年では西洋音楽理論も取り入れ様々なシーンで馬頭琴の音を聴くことが出来るようになった。
また馬頭琴を演奏しながら歌う「ホーミー」という2つの音を同時に出す発声方法も有名です。

●特長
・内モンゴルで段先生により製作された馬頭琴。
・素材はボディ部分はかえで、表面板部分は白松、指板部分は黒壇を使用した、プロの演奏家にも適したモデルです。
・懐かしくも力強い、雄大な草原を感じさせる音色が魅力です。

●製作:内モンゴル 段先生

●サイズ:全長約98cm

●付属品:専用ケース、弓、交換用弦、松脂、駒

馬頭琴の演奏動画

馬頭琴 段製 試奏 in 民族楽器コイズミ(本品を使用して試奏して頂きました)



(商品とは異なります、ご注意下さい)


ホーミーと馬頭琴


※馬頭琴の演奏方法
背筋を伸ばして椅子に浅く腰を掛け、馬頭琴を両膝ではさんで構えます、楽器は少し左に傾きます。
両手を添えなくても馬頭琴が固定できるまで練習して下さい。
左手は棹に軽く添えます。なるべく力を抜いてリラックスしてゆったり構える事を心がけて下さい。
馬頭琴はギターのように弦を上から指板に押し付けるのではなく、爪のつけ根や指先を使って弦を側面から押さえます。

※馬頭琴 内モンゴル(中国)と外モンゴル(モンゴル国)の楽器の違い。
一般的に内モンゴルの馬頭琴はチューニングが高く、楽器にかかる圧力が外モンゴルよりも強くなります。
強度を上げるために、ボディ(共鳴箱)に使用されている木が重く、弾力が無いものを使用しています。
また楽器自体の大きさも内モンゴル製は少し小ぶりで、駒の高さや演奏テクニックも微妙に異なる部分もあります。

※馬頭琴を扱う注意点
高音多湿、直射日光を避けて保管して下さい。
馬頭琴の胴の中には魂柱が入っており表面板を押し上げ支えています。
これが倒れると上手く駒が立たず、弦をそのまま張ると故障の原因になります。
弓に松脂を塗りすぎると粉が楽器に付着してしまいます、逆に塗りが足りないと音が滑ってしまいます。

当店2Fでも馬頭琴・ホーミー教室を行っております。
お気軽にご参加下さいね。


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