商品のご説明



セタール(サタール)はウイグル古典ムカームで「主導する」という意味を持ち、重要な役割を果たします。
弦は13本あり、膝の上に固定した状態で演奏しますが、実際に弓を当てるのは1本だけで、残りの弦は共鳴弦になります。
重厚な音と共鳴弦の揺らぎがとても心地よく、見た目も立派な楽器です。

●特長
・独特に形状と寄木骨細工が美しく、ウイグル自治区の伝統工芸の芸術性が表れています。
・寄木細工がとても繊密で美術工芸品としても価値のある楽器です。
・チューニング例:C(メイン弦) C,C,D,E,G,A,C,D,E,G,A,C(共鳴弦)

●製作:ウイグル自治区(中国)

●サイズ:全長140cm

●付属品:専用ケース、弓

セタール(サタール)演奏動画


※実物の楽器とは異なります。ご注意ください

○シルクロード楽器○
西アジア、中央アジアの文化交流が盛んであったシルクロード。
ウイグル自治区は音楽や楽器においても双方の文化が見事に融合した非常に興味深い地域です。
三味線や琵琶など、日本の楽器も中国から伝播したもので、それらの直系の先祖はペルシャまで遡る事が出来ます。
日本楽器の先祖・兄弟にあたるウイグル楽器をよく見ると、日本楽器との共通点や伝播の過程で部分的に改変されていく様がみてとれ、シルクロード音楽文化の変遷を辿る文化財的資料としても価値のある楽器たちです。

※楽器扱う注意点
高音多湿、直射日光を避けて保管して下さい。
演奏後はチューニングを少し落として下さい、楽器の反りや弦の寿命が縮む原因になります。
楽器を持って人が多いところや、狭いところを移動される際はぶつけたりしないようお気を付け下さい。


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