商品のご説明

カシュガル、ウイグル人の伝統楽器ラワープ。
カシュガルラワープと比べて、比較的原始的な作りで、金属弦ではなく絹糸が張られ表面には馬やロバの皮が張られます。
持ち運びやすい大きさと使い勝手の良さから今でもホータンの一部で使用されております。


●特長
・カシュガルラワープは金属製の複弦ですが、シェパードラワップは絹製の単弦です。
・優しく素朴な響きがウイグルの高原と人々の生活想い起こさせます。
・独特な形状と寄木骨細工が美しく、ウイグルの伝統工芸の芸術性が表れています。
・チューニング例:C(2本) G(1本) C(2本) 5度チューニング

●製作:ウイグル自治区(中国)

●サイズ:全長78cm

○シルクロード楽器○
西アジア、中央アジアの文化交流が盛んであったシルクロード。
ウイグル自治区は音楽や楽器においても双方の文化が見事に融合した非常に興味深い地域です。
三味線や琵琶など、日本の楽器も中国から伝播したもので、それらの直系の先祖はペルシャまで遡る事が出来ます。
日本楽器の先祖・兄弟にあたるウイグル楽器をよく見ると、日本楽器との共通点や伝播の過程で部分的に改変されていく様がみてとれ、シルクロード音楽文化の変遷を辿る文化財的資料としても価値のある楽器たちです。

※シェパードラワープを扱う注意点
高音多湿、直射日光を避けて保管して下さい。
演奏後はチューニングを少し落として下さい、楽器の反りや弦の寿命が縮む原因になります。
楽器を持って人が多いところや、狭いところを移動される際はぶつけたりしないようお気を付け下さい。


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