シタ−ルの製作だけでなくタンプーラが有名なMIRAJに工房を構えるSHAHID ALI製のトラベルシタールが入荷しました。こちらはピックアップも取り付けてございます。
弦総数 20弦(共鳴弦13弦)ravishankar style
全長 115cm ボディ横幅 34cm 重さ2.7kg
工房名 Shahid Ali
付属品:専用ファイバーケース、ミズラブ(ピック)
通常のシタールよりすこし小さく、持ち運びが容易です(チューニングはフルサイズのものと同じです)。持ち運びに安心な専用のファイバーケースが付属します。
発送中についたケース外部のキズはあらかじめご理解下さい。
●参考動画 幾何学模様のKurosawa Ryuとシタールの電化することについて
※実物の楽器とは異なります。ご注意ください
○シタールの歴史○
インドに古くから伝わる楽器「ヴィーナ」と、ペルシャ文化圏の楽器「セタール」が融合して、インド北部で14世紀頃に生まれた楽器とされています。
共鳴弦はヴィーナやセタールにも無く、アフガニスタンやシルクロードの楽器から影響を受けたのではないかとも言われています。
18世紀にはインド宮廷音楽に登場し、19世紀にはヴィーナからシタールへ長年の主役が取って代わりました。
そして今日、北インド音楽を代表する楽器のひとつとしてその名を世界へ広めています。
※シタールの演奏方法
あぐらをかくように足を組み、左足の裏に楽器のボディを乗せます。
最初は左手で斜めにシタールのネックを支えて下さい、次に右腕の重みで楽器を支えられるようにします。
すると左手が動きやすくなるので、一番下の弦を押さえてメロディを奏でます。
右手の人差し指にミズラブ(ピック)をはめて弦を弾きます。
一番下以外の弦はベースと伴奏用と開放弦で弾きます。
弦が2段構造になっており、下の段にある弦は共鳴用です、小指で続けて弾くと「チャラリラリララ〜」といかにもインド音楽らしい音がします。
※シタールを扱う注意点
高音多湿、直射日光を避けて保管して下さい。
演奏後はチューニングを少し落として下さい、楽器の反りや弦の寿命が縮む原因になります。
また、シタールは見た目よりも軽く中は空洞です。楽器を持って人が多いところや、狭いところを移動される際はぶつけたりしないようお気を付け下さい。
当店2Fでも
シタール教室を行っております。
お気軽にご参加下さいね。
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